5.大山峠。頂上、大山城(曽場ケ城)

大山峠の頂上は少し空き地が広がっている。大名が休憩する憩亭が作られたり、駕籠置き場のスペースが取られていたようだ。また、憩亭の付近には、茶店が出され、菓子、煎り豆、わらじなども売られていたらしい。なお、大名が休憩する時には、宗吉村の農民が便所を担いで上がって行って、大名の用をたさせる習わしであったと伝えられている。