3.大山峠入り口

大山峠は曾場ガ城のすぐ北を、賀茂郡から安芸郡へ越す峠道で、古代、中世から近世、近代初めまで長く利用されてきた峠道であり、西国街道の中でも難所の一つに数えられていた。 電化するまで鉄道も「なんだ坂、こんな坂」と前後にデゴイチが付けられ、喘ぎながら登った坂である。どちら側から登ってもきつい山道であるがそれでも八本松側からの

登りの方が少し楽で、道も広く整備されている部分も多いような気がする。