20.街道の松

珍しい「大山蓮華」の花


1633年幕府巡見使は「45~50年に1回巡見」街道の整備と共に、街道の松、一里塚、茶屋、本陣等の諸施設を整備。江戸時代の西国街道の瀬野川沿いの中野の砂走の「出迎えの松」同様参勤交代時旅の疲れを癒したと思われる。初代は江戸時代に植えられたと言われる老松一本(水害で流失)それから30m上流東側に老松3本があった。昭和48年中国新聞が「中国行程記で」紀行したとき老松4本の巨大な松の根っこが残っていたと記述あり。二代目は一飯谷から3本の松を移植し地元保存会で植え、三代目は広島県のスーパー松

「松くい虫にかかりにくい松」を三次の近くの布野森林組合よりもらい受け植えている。このあたり一帯は難所大山峠を上る前に「駕籠立て場で一休み」旅の疲れを癒し大山峠を上る心構えをしたと言われる。